裸参りで地域貢献 志和八幡宮五元日祭

                  

令和2年1月5日(日)、  紫波町上平沢にある志和八幡宮の五元日祭(同神社氏                   子青年会主催)で、令和最初の裸参りが奉納されました。

町内外から19名の奉納者が集まり、当区からも佐藤管理係長、芝西技師、                   高橋技師の3名の職員が奉納者として参加しました。


この裸参りは、南部杜氏の起源である権兵衛酒屋の蔵人が始めたといわれ、                   毎年1月5日の早朝、一年の無病息災を祈願して行われています。

まだ夜の明けきらない午前5時45分ごろ、  2カ所から出発した男衆は包み紙                   を口にくわえ、 裸に白鉢巻とさらし、 腰にはしめ縄を巻いた伝統的な装束で、                   お供え物や白い紙を木の棒に挟んだ「挟み」など手に持ち、鈴を鳴らしながら進                   みます。  午前6時ころに参道入り口で合流し、多くの町民が見守る中、明りに照                   らされ、 厳粛な雰囲気で一列に並んで進む様子は迫力があるものです。

盛岡気象台によると、同日午前6時の紫波町の気温は氷点下6度。                       風雪はありませんが、身を切るような寒さの中、参道を約30分かけて歩き切り                  ました。  改良区職員も地域貢献のため裸祭に参加し、今年の豊作と農作業の無                  事を志和八幡宮の大神様に祈願しました。                                    厳寒の中参加した改良区職員には、必ず大神様のご利益があることでしょう。