冬期間(非かんがい期9/6～4/30)に葛丸上流頭首工から山王海ダムに貯めておいた水を本日(H25.5/20)から10日間くらいかけて約200万㎥葛丸ダムに返します。

　　　　　　　　　　　　　　～『親子ダム』の仕組み～
　葛丸ダムは集水面積が広い割に貯水容量が少ないため、すぐにダムが満水になってしまいます。逆に山王海ダムは貯水容量が多い割に集水面積が狭いため、なかなか満水になりません。そこで、二つのダムを水のトンネルで結び水のやり取りが出来るようにしました。これを『親子ダム』と呼んでいます。

取水トンネル出口写真(葛丸ダム)
山王海ダムの右岸取水塔から葛丸ダムに向けて取水した水が2.3kmの取水トンネルを通過して出てきたところです。

そのまま葛丸ダムに注水されます。

こちらでも親子ダムの仕組みを紹介しています。