山吹川アドプト・プログラム協定締結

『山吹川アドプト・プログラム協定』 H25/11/1

 調印式
左から煙山農村整備室長、藤原町長、大沼会長、高橋理事長

 山吹川は紫波町南日詰の白鳥の飛来地で有名な五郎沼の南を流れる河川です。
 平成25年11月1日、紫波町役場第一会議室において、アドプト・プログラム協定の調印式が行われ、実施団体である「ホタルのすむ山吹川を守る会」の大沼吉英会長と藤原孝紫波町長、山王海土地改良区高橋勘一理事長がそれぞれ調印し、山王海土地改良区で5例目となる、アドプト・プログラム協定が締結されました。
  

協定書

 調印式後、協定場所の山吹川に移動し、構成員全員出席のもと、アドプトサイン看板の除幕式が行われました。

除幕写真

 当地域は、古来より開けており、特にも奥州藤原氏との結びつきが深く、あらゆる面で平泉文化の影響があったと記録されております。
 
アドプトサイン看板の製作にあたりましては、悠久の歴史と山吹川の流れを融合したイメージをデザイン化したものとなっております。
 看板中央に山吹川の名を配し、川の流れを虹色、砂金を星のマークとし、歴史の結びつきを「夢☆浪漫」、「いにしえの黄金文化が山吹川に流れていた」の言葉にその思いを託したものです。
  

 記念写真
 もともと山吹川にはホタルがたくさん棲んでいましたが、国道4号線の4車線化に伴う、護岸改修工事や県営事業等で河川の改修工事が行われ、棲息する生物が少なくなり、ホタルも例外ではありませんでした。しかし、10年くらい前から環境が少しずつ変化し、しばらく姿を見せていなかったホタルが飛び交うようになりました。
 再び優美な姿を見せるようになったホタル、山吹川を後世に残そうと地元有志が集まり、平成20年に『ホタルのすむ山吹川を守る会』を組織し、山吹川の清掃活動に取り組んで来ました。
 今後は実施団体と共に、清掃や緑化活動を行い、施設への愛着心を深め、清潔で快適な地域づくりを通じて、地域住民へ協働活動について啓蒙、推進をして参ります。

山吹川