沿革とあゆみ
- ■理事長
- 大沼 義広
- ■設立認可
- 設 立 昭和27年7月2日
認可番号 岩区第121号
- ■事務所所在地
- 岩手県紫波郡紫波町上平沢字川原田15番地
- ■受益地
- 山王海土地改良区の地域は、岩手県のほぼ中央に位置し、盛岡市と北上市の中間である。
水源を北上川水系「滝名川」及び「葛丸川」の両河川によって形成された扇状地に広がる、紫波郡紫波町、矢巾町、花巻市石鳥谷町に跨る県下でも有数の穀倉地帯である。
地域の農業は、水稲を中心とした複合経営が主で、特に紫波町はモチ米産地「日本一」として全国的に評価される。
- ■受益面積
- 3,804ha
- ■組合員数
- 2,300名
山王海土地改良区のあゆみ
- 寛永 3年(1626)
~昭和初期
- 36回の水争いがあった
- 寛文12年(1672)
- 滝名川流域に27堰による開田面積約822ha
- 明治末期
- 毎年の記録的旱魃凶作に見舞われる
- 大正15年(1926)
- 「志和村旱魃善後策村民協議会」を結成し、国営事業による山王海ダム建設の陳情をする
- 昭和4年 (1929)
- 農林省による本格的な測量調査が開始される
- 《度重なる政変により事業計画が頓挫する》
- 昭和16年(1941)
- 「志和用水改良期成同盟」が組織され、再度国営事業の陳情が始まる
- 昭和17年(1942)
- 志和村、赤石村、水分村を地域とした、普通水利組合の認可申請がなされる
- 昭和18年(1945)
- 「山王海普通水利組合」設立
- 昭和19年(1944)
- 農地開発営団事業として、山王海ダム構築事業開始
- 昭和22年(1947)
- 山王海ダム構築事業が、農林省山王海農業水利事業に切替わる
- 昭和23年(1948)
- 山王海普通水利組合、赤石普通水利組合、廿木耕地整理組合、葛丸沿岸耕地整理組合による「山王海農業水利事業促進協議会」が結成される
- 昭和26年(1951)
- 土地改良法に基づく土地改良区の設立準備が開始
- 昭和27年(1952)
- 「山王海土地改良区」として設立認可
- 同 年
- 旧「山王海ダム」完成
- 平成 3年(1991)
- 「葛丸ダム」完成
- 平成 4年(1992)
- 国営山王海(一期)土地改良事業完了
- 平成 9年(1997)
- 紫波町、石鳥谷町大規模山林火災において葛丸ダムより消火取水
- 平成12年(2000)
- 山王海用水管理センター、新事務所庁舎落成
- 平成13年(2001)
- 新「山王海ダム」完成
- 平成14年(2002)
- 設立50周年を迎える
- 同 年
- 国営山王海(二期)土地改良事業完了
- 平成15年(2003)
- 事務局体制変更(4課制から3課制)
- 同 年
- 冷害対策(賦課金納期限の延長)
- 平成16年(2004)
- 山王海ダム満水溢流祝賀会挙行(初溢流)
- 同 年
- 管内初のアドプト協定締結(御堂、馬場堰)
- 同 年
- 冷害対策(賦課金単価減額 200円/10a)
- 平成17年(2005)
- 紫波町、石鳥谷町山林火災において葛丸ダムより消火取水
- 同 年
- 賦課システム導入
- 平成19年(2007)
- 滞納賦課金検討会設立
- 同 年
- 会計システム導入
- 平成21年(2009)
- 事務局体制変更(事務局長の新設、3課制から2課制)
- 平成23年(2011)
- 東日本大震災により農用地施設に被害発生
- 平成25年(2013)
- 県央豪雨災害により農用地施設に未曾有の被害発生
- 平成26年(2014)
- 滝名川中央頭首工にサケの遡上がみられる
- 平成28年(2016)
- 農林水産大臣表彰(全国土地改良功労者表彰)
- 同 年
- 山王海地区国営土地改良事業負担金償還完了
- 平成29年(2017)
- 山王海地区国営土地改良事業促進協議会設立
- 同 年
- 石鳥谷西部地区基盤整備事業推進協議会設立
- 同 年
- 複式簿記会計システム導入
- 平成31年(2019)
- 貸借対照表作成、公表
- 令和元年(2019)
- 准組合員制度導入
- 令和 2年(2020)
- 北上川水系(北上川上流)治水協定締結(ダムの洪水防止機能)
- 令和 3年(2021)
- 「葛丸ダム」築造30周年を迎える
- 同 年
- 「新山王海ダム」完成20周年を迎える
- 令和 4年(2022)
- 設立70周年を迎える