第20回 山王海ダム湖と森のふれあい研修

令和6年9月29日(日)、山王海ダムと平成の森を会場として、第20回山王海ダム湖と森のふれあい研修を開催しました。
このイベントは山王海ダムの施設研修により、農業用施設の持つ多面的機能の理解と平成の森での自然観察会などを通じて「動物と共生する森」を創ることを目的としたイベントです。

 

 ようこそ山王海ダムへ! みんな準備万端です!

参加者の皆さんと記念碑前で記念撮影をしました。皆さんいい笑顔です!

山王海ダムの歴史や目的、構造について説明しました。

普段は見ることのできない左岸取水塔内部です。

ここで取水した水が滝名川を通じて水田に向かいます。

 

山王海ダム管理所の見学です。ダムの仕組みや機能、過去に受けた大雨による被害などの説明をしました。

ダムの管理システムを実際に操作してみるなど、子供たちは熱心に仕組みを学んでいました。

 

山王海ダム下流からの堤体です。

真下から「平安 山王海 2001」の文字を見上げることができます。

放流バルブ室では、大中小の用途に合わせて放流しています。

 

漏水濁度室は、ダムに異常が発生していないかを確認するための施設です。

 

今年はリバーランズエンジニアリング様の協力による高所作業車の乗車体験もありました!

作業者からの眺めは絶景で、山王海ダムを一望できました!

昼食は恒例の「山王海ダムカレー」 丸々入ったジャガイモがとても甘く、皆さんに大好評でした。

 

午後は平成の森で植樹、自然観察を行いました。

平成の森での集合写真。子供たちは広がる自然に興味津々で待ちきれない様子でした。

みんなで協力してイチョウの植樹を行いました。

すくすく成長してくれることを願っています。

栗の実やどんぐりを一生懸命に探し、

クマなどの動物が食べた木の実も見つけることができました。

 

 

研修へのご参加、誠にありがとうございました。

この研修は平成15年に土地改良区が管理している山王海ダム、葛丸ダム並びに農業用施設の役割、水の大切さについて、地域住民にご理解をいただくことを目的として第1回が開催されました。

今年で記念すべき第20回目を無事開催することができ、大変嬉しく感じております。

今後もこのようなイベントを継続して開催し、ダムのもつ多面的な役割の発信、豊かな自然を未来につないでいく活動を行っていきますので、皆様のご参加お待ちしております。