豊穣の秋を願う 「かかしまつり」

9月に入り、農作業も刈取り時期が近づいてきました。

今日は花巻市の現場から帰る途中、少し足を伸ばして、

紫波ふる里センターで開催されている「かかしまつり」を見てきました。

稲穂が垂れる田園に「かかし」が立っているのは、何かなつかしい風景を感じさせます。

今ではあまり田んぼで「かかし」を見なくなりましたが、ここでは立派な観光資源として役立っています。

サザエさんの「かかし」かと思ったら、紫波ふる里センターのキャラクターでした。

どこのおじさんかと思ったら、IBCの神山アナウンサーの「かかし」でした。

わが町バンザーイ!!  紫波町にも来ましたね。 今年は豊作バンザーイ!!になるように。

僕、タルエモンです。 漬物促販の「かかし」のようです。 のび太はどうした!!

新型コロナウィルス感染症で亡くなった、志村けんさんの「かかし」です。 生前が偲ばれます。

何か意味深な「かかし」で、作者の思いが伝わります。 農業もこんな感じになりませんかね。

新型コロナウィルスと小池都知事、東京も大変ですが、改良区行事も新型コロナウィルス対策で大変でした。

こちらはアマビエちゃん達、ご利益で新型コロナウィルスを消滅させてもらいたいものです。

会場には全部で83体の「かかし」があるらしいのですが、これだけあると見応えがあります。

退陣される安部首相、小さなマスクに哀愁が漂います。 となりのチコちゃんは何か言いたそうです。

今年で閉校になる佐比内小学校の生徒達の作品です。

小学校が閉校になると、地域から元気な子供達の姿が消え、農村に活気がなくなる気がします。

民間習俗の中では、「かかし」は田の神の権現と言われ、霊を祓う効用が期待されていたとか。

そんな「かかし達」に邪気を祓ってもらい、新型コロナウィルス感染者や台風被害がなく、

秋の農作業が無事に終われるよう願うものであります。